ボールヘッド フェチ
二十年前に手に入れ、酷使してきたリンホフのボールヘッドが
修理から帰ってきました。

このボールヘッドは動きが良くコンパクトなので、
久万、檮原、西アフリカ、ユーラシア、オーストラリア、アメリカなど
主にロケとラリーの仕事をしてきました。
さすがに五年ぐらい前から少しくたびれたのか、動きがスムーズではなくなり、
倉庫で休んでいただいていたのですが、
最近、販売店のホームページに現行機種として、
同じデザインの物が出ていたので修理に出しました。
さすがドイツ伝統工芸!
二十年前の製品が見かけは悪いけど機能は新品同様、
ノブを軽く閉めるだけで、10kg位のカメラとレンズを軽々と固定出来、動きもスムーズです。
三脚、雲台は人の手の延長だから
強度、精度が高くないと、言い訳みたいですが少し写真に影響します。
大型カメラ以外はノブ一つで、固定出来る自由雲台(ボールヘッド)を好んで使っています。
今まで9台のボールヘッドを使いましたが、手元には5台が残っています。
雲台ごときですが、お国柄が出て面白いですよ。
残念な事にMade in Japan、Italyは3年くらいで使えなくなり人にもらっていただきました。

右から
■リンホフプロフィットボールヘッド3『 Germany 』
■リンホフユニバーサルボールヘッド1『 Germany 』
■ジッツオG1376M『 Made in France 』
■ジッツオG1576M『 Made in France 』
■アルカスイスmono-ball『 Made in Switzerland 』
※三脚はジッツオ。
工業製品のデジタルカメラが消耗品になった今、
僕にとっては伝統工芸品のレンズと雲台がお道具です。
by imag0210
| 2011-02-16 20:09