四国山間部の林道、廃道、獣の道を使って、オフロードバイクで夕方スタートし、
夜間にかけて走る『まったく新しいカテゴリーのイベントでした。』
最盛期は、エントリー台数約350台、
SSER使用のチューンを施したマシーンが現れるほど盛り上がった事もありましたが、
時の流れもあって、今回で最後になりました。
幸い30年、重大事故は発生していません。
劇的な写真を撮れる場所では、カメラを構えない。
転倒・転落・衝突・等、重大事故が発生する可能性がある場所
(ガケ、岩場、ブラインドコーナー)ではカメラを構えない事です。
なぜなら、カメラを見るとけっこう転倒し、運が悪ければ重大事故の恐れがあるからです。
劇的な写真は撮れなかったけれど、良い写真はたくさん撮れました。
僕は、生業にしている広告写真も、考えは同じだと思っています。
自分の写真表現だけを考えても、クライアントと周りの利益に結びつくとは限らないと。
『上質な写真は、絶対必要ですが。』
そんな事を、SSERは教えてくれました。
さて、30年を振り返って、何が楽しくて?と考え、
一つは、闇でも嵐でも『ライダーとバイクの、前に進もうとする意思』です。
彼らと一緒にできた事を、僕は、誇りに思います。
SSERには、人的資源は豊富です。
また、楽しい事が始まる気がしています。
#
by imag0210
| 2014-10-14 17:30