アイマグブログ―asem studio 赤松 章

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八月モンゴルヨリ返送シタ暗室テント一号今だレアアースと供ニ中国天津港ニ有リ今年秋キャンプニハ設営不能

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■何時間見ていても飽きない世界遺産に登録されている『オルホン渓谷の文化的景観』瀬戸内海の次に綺麗です。



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■オルホン渓谷の文化的景観に含まれるかつてのモンゴル帝国の首都カラコルム都城跡。



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■世界帝国の首都は坊ちゃんスタジアム位です。覇者のモンゴル人は城壁を好まず草原で暮らしカラコルムは主に外国人が住んでいました。



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■モンゴル軍事博物館に行きたいと言うと、いつもお世話になっているコーディネイターのムッホさんが胸を張って少し嬉しそうな顔になります。

お目当てはハルハ河戦争(1939年)で使われたソ連製DShK38重機関銃。人の命は祖末に扱う「ケチのスターリン」が日本を早く叩いて西のポーランドをナチスドイツと分割するため1938年採用のこの機関銃などと大量の戦車を東部戦線ソ連.モンゴル軍に投入しました。触れても動かしても係の人に注意されません。ソ連の工業製品は信頼出来ないのですが武器だけは別のようです。職業柄三脚と雲台がスムーズに動くか気になるので、行くたびに動かしながら、この銃を向けられた日本の兵隊さんの事を少し考えます。
 『ハルハ河戦争』日本では『ノモンハン事件』と言います。モンゴル軍、関東軍の警備隊同士の小競り合いが国境紛争になり日本が敗れましたが、軍部は国民に真実を知らせず下士官に責任をなすり付け自害させ事件として片付けました。 モンゴルの人はこの戦勝を『世界にモンゴル人民共和国を認知さした勝利だったと』今でもとても誇りにしています。 戦勝70年記念の展示は別の所に貸し出しているらしく見ることが出来ませんでしたが、機関銃はいつもと同じ場所に良く手入れされて展示してありました。



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■ウランバートルでの常宿のチンギスハーンホテル。鏡ばりなので空と雲が映って外観はとても綺麗で内部は素朴ですが清潔です。
ロビーではアメリカの兵隊さんが何か打ち合わせをしていました。空港に米軍の輸送機が駐機していた事を思い出しました。
なぜ米軍が居るのでしょうか?



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モンゴルは17世紀から中国に支配され奴隷以下の扱いを受けました。
20世紀に入ってロシア革命の影響を受け、中国よりはソ連のほうがまだましだと共産主義体制をとり、ソ連の影響下には入り世界で2番目の共産主義国となりソ連の16番目の州と呼ばれましたが、中国の支配からは脱しました。1990年に革命により共産主義政権を倒し旧ソ連の支配からも脱して、今度は民主主義と市場経済の国へと生まれ変わったのです。しかし国境をロシア.中国と接しているため独立を保にはアメリカ等の自由諸国との協調が不可欠です。中国の強い反対にも怯まず人口270万人の国ですがイラク、アフガニスタンに派兵しています。つまりアメリカの同盟国なのです。
軍事博物館にはイラクで突入してきた自爆テロを二人のモンゴル兵が射殺し、多くの命を救ったとアメリカから感謝された事が紹介されていました。



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中国には『国民を餓えさした王朝は必ず崩壊する』と言う言葉があるそうです。今回の尖閣諸島紛争の問題を僕が中国人だとして考えると、人口十二億人分の食料と天然資源を手に入れるための努力をしている政府と共産党は何処かの国の政治家 政府と比べてとても偉いと思う。
これが中国四千年の変わらない考えだと思います。国に力があってこそ話しあいで先送り出来るのではないのでしょうか。1800年代には内乱によって10年間で一億六千万人口が減少した国です。日本の戯言を聞くとは思えません。解決は日本か中国が地球から無くならない限り無理でしょう。
この紛争は日本だけではなく「草原の国」の人も気にしています。民主党、政府の皆さんに世界の歴史をもっと勉強していただきたいと思う今日この頃です。



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■モンゴルで空を見上げると地球と宇宙の境はほんの少し先きだと感じます。誰か今度一緒に行きませんか?案内しますよ。
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by imag0210 | 2010-10-07 07:51
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フォトグラファー 赤松 章

有限会社アセムスタジオ
代表取締役


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